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乳白色の海

真っ白く泡立つ海
私の足を洗う白い波

近くで聞こえる沙の音
遠くに聞こえるカモメの声

背中に感じる夏の気配
今年はどんな夏を過ごそう


変色

与えられる光によって
ころころと色を変える
まるで不思議な宝石のように
神秘的で美しい君の瞳

誰かの前では冴える知性の色
別の人の前では燃える情熱の色
君は他人の光を受けて
その人に合った色を返す

僕の前では どんな色になるだろう
君が僕を見つめてくれたのなら
爽やかで優しい青緑?
高貴で華やかな赤紫?

その目に映して 教えてほしい
僕に秘められた心の色を


不敵な碧

すべてを呑み込むコバルトブルー
すべてを惑わすエメラルドグリーン

どちらが君の本当の色?
どちらも君の本当の色

いろんな場所で別の色をして
今日も人々を翻弄する


深紅と真紅

此の体に流れている
真実の赤い色

何度も染め重ねたような
深くて重い紅の色

唇に赤いルージュを塗って
どちらの色も私のもの


栗色の、

ふわふわと長い毛の
栗色をしたテディー・ベア

君の髪色の熊を抱いて
僕は異国の夜に眠る


the brilliant green

ギボウシの大きな葉
地面を覆うエゴポディウム
クレマチスの白い花
愛らしいカンパニュラ

整った芝生の向こうに見る
すべてが主役の緑の苑

遠い島国に憧れた
草木が踊る 貴女の庭


黒ずんだシルバーリング

何度 錆びて黒くなっても
何度でも磨けばいい

もう これ以上 磨けなくなるまで
何度でも2人で磨けばいい


幻想ピンク

何か欲しいものがあれば
それらはすべて手に入る

何かなりたいものがあれば
必ず それになりきれる

ピンクの象を望むなら
それは もうすぐ貴方のもの

科学や常識は関係ない
だって ここは貴方の夢


煙の白、火の赤

火の灯っている間だけ
貴女と会話できる気がする

煙の漂っているうちは
貴女がそこにいる気がする

どちらも単なる僕の気のせい
貴女も笑っているだろう


プロフィール

水葵

Author:水葵
詩や言葉を呟く。
旧作はホームページに格納。
無断転載禁止

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