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do it

やりたい事はたくさんあって
今すぐは出来ない事もある

だから今日 出来る事だけは
今のうちにやっておこう

何が起きるか分からない
明日という日が来る前に


本物

本物でも作り物でも
美しいものは美しい

その気持ちが本物なら
僕なら それで構わないや


インスタント・メモリーズ

誰かの綺麗な景色を見て
今日も何処かに行ったつもり

誰かのお洒落な料理を見て
今日も何かを食べたつもり

誰かの可愛いペットを見て
今日も何かに触れたつもり

誰かの作った思い出を見て
今日も何かを知ったつもり


着眼

悪いところより良いところを
好きなところを見てあげて

彼の 彼女の あの人の
誰よりも あなた自身の


like

君と同じものが好きだって
僕が君を好きとは限らない

君と同じものが好きだって
同じように好きとは限らない

君と同じものが好きだって
僕は君のようにはなれない


luna

真っ暗な雨の昼の後の
冴え渡る青色の夕方

濡れた朝のような空を
そのうち夜が迎えに来る

時計の狂った身を抱えて
僕は空と挨拶しよう

早く静けさで包んでくれと
月に懇願するように


irony

空き地の中に突如出来た
四角い鉄製のアスレチック

冷たい感触と錆の匂いに
僕らは猿のように群がった

いつか 楽しいその遊具は
広くて立派な家になった

僕らでない人の物になって
今はもう 思い出も寄り付けない


distance

神に近い者ほど神を畏れ
神に遠い者ほど神を蔑む

山に遠い者ほど山に憧れ
山に近い者ほど山に竦む


カタログ

温泉に浸かりたい気もするし
ジェットコースターにも乗ってみたい

誰かの体験談を聞いて
今日もまた 生き方を迷っている


深夜の来訪者

年の若い頃はただ
生を失う事が怖い

年を重ねていく程に
ただ生を過ごす事が怖い

何も為さずにいるうちに
生が削がれる事が辛い

そう思わせる時の流れが
今夜も背中を押しに来る


99

たくさんの薔薇なんて
とても僕には買えないから

色の漢字に数を込めて
たった一輪 君に贈った

僕が託した幾つもの想い
一つでも受け取ってくれるなら

どうか 大事に飾っていて
その花が枯れてしまうまで


hobby

簡単そうな事だって
興味が無いなら やらなくていい

難しそうな事だって
興味があるなら やればいい

面白そうから逃げる間に
近づく努力をすればいい


カンショウ午後3時

人の少ない喫茶店では
BGMだけが騒がしい

浮かんだ筈の言葉達が
煩い歌詞に流れて消えた

生まれた筈の感情を
熱い珈琲と飲み込んで

伝えたい思いを忘れたまま
空になったカップを見詰めていた


bres

涼しい夜は本に浸る

空の寝息を聞きながら


seasoning

どんなに粗野な料理でも
貴方と食べれば蜜の味

どんなに優雅な料理でも
彼らと食べれば砂の味

食卓に並べる顔は
大事な最後の調味料


短詩816

熱くて飲めない珈琲を 冷たい議論でさます午後


トレジャー・ボックス

どんなに豪華な宝箱も
宝が無ければ 何の意味もない

どんなに綺麗な部屋があっても
君が居なければ 何の意味も


短詩814

騒ぐ時計の秒針が 眠気を奪う午前2時


夜汽車

雀の騒ぐ頃に眠り
烏の喚く頃に起きる

暗闇の中で精を出し
今日も貴方を夢の旅へ


媚び

好きだと思う人にこそ
媚びは売らないほうがいい

売ってやったと思った日には
きっと その人を嫌いになる


horror

怖い映画を見た後は
布団に潜って夜を過ごす

何の盾にもならない事を
頭では分かっていながら

暖かい闇に包まれて
母の胎内に帰りたい


誇ったように花は咲く
彼女を愛でる人の為に

図ったように花は咲く
彼女を調べる人の為に

笑ったように花は咲く
彼女を育てる君の為に


sing a song

君は哀しい唄を歌う
言葉の意味も知らないで

愉しそうに笑って歌う
詞は音楽に成り果てた

いつかの歌と同じ末路
歌手の涙に冷えた讃美歌

目は口 よりも 物を言う
言葉はいつも 顔に勝てない


短詩808

掴めずにいる君の手を 背後に落ちた影で繋ぐ


短詩807

梅雨みたいな雨空の下で 夏のように蝉が喚く


短詩806

低気圧を布団に沈めて 惰眠を貪る日曜日


power

誰かに勝てなくていいから
自分を活かせる強さが欲しい

誰も倒せなくていいから
貴方を守れる強さが欲しい


mam

飾った僕を求めるより
変わらぬ僕を嫌ってほしい

凄んだ僕を頼むより
強がる僕を嗤ってほしい


愛し子

与えた夢は忘れていても
受けた熱は覚えている

与えた情は忘れていても
受けた恩は覚えている

僕はまだ 君を覚えている
君が僕を忘れていても


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