FC2ブログ

wind

向かい風なら休めばいい
追い風なら進めばいい

いつだって 風任せ
そうやって 次の年も


誰かから見た屑でもいい

君にとっての星屑でありたい


大事なのは今の自分

過去でも 未来でもなくて


短詩1228

茜色を吸い尽くして サーモンピンクのレンズ雲


短詩1227

空を埋める野鳥の群れが 星の丸さを際立たせる


過去

僕らが忘れてしまえれば
きっと過去はなかったことになる

要らない過去なら捨ててしまおう
欲しいのは 君との未来


おもちゃ箱

素敵なおもちゃを手にしたら
要らないおもちゃは全部捨てる

素敵を埋もれさせないよう
おもちゃの箱を整理する

追い出した元の住人には
誰かの箱を紹介しよう


観覧車

キラキラ光る観覧車
一緒に乗ろうと君が言う

私は首を横に振って
ここにいようと君に言う

乗ったら見れなくなるじゃない
遠くから見るのが一番よ


短詩1223

「それだけでいい」の綺麗事を 淋しい心で今日も重ねる


日本の冬

外では白い雪が降る
部屋には暗い影が落ちる

籠に入れた蜜柑の山を
そっと炬燵の上に置く

僕のほうを振り返って
碧い目をした君が笑った


個性

何かが上手くできること
それは私の大事な個性

何かが上手くできないこと
それも私の大事な個性

できないから考えて
できる方法で道をつくる

そうやって 最後の日まで
私は私をつくっていく


冬の星

声が通る 冷たい空気
儚く消えるカップの熱

視界を掠める自分の息
零れ落ちそうな空の星


throw away

あれもこれも捨てなくていい
執着だけを捨てればいい

どうせ 最後はすべてを捨てる
今は生きてるカラダさえも


普通を生きる

ふざけて生きて終わったって
真面目に生きて終わったって

名を遺すほどの人でなければ
どっちで生きても同じこと

恥も外聞もいつかは消える
プライドは今 消してしまおう


短詩1217

いつもと違う席で見る 初めて出会う外の景色


スウィート・ポテト

芋で出来た黄色いボートが
僕の前歯で解体される

腹の中で組み直されて
今は 胃袋の海の上


理解

貴方の理解なんて要らない
私が私を分かっていれば

貴方以外の誰かが きっと
私を理解してくれる


王道

調べても探しても
正しいことが どこにもない

それなら諦めて 前に進もう
間違いに気づいたら 直せばいい


ホワイト・ホワイト

視界にちらつく雪の白
寒い中で吐く息の白

踏み外さずに歩く白線
その道の先で 君が笑う


粉雪

パンの上に積もった雪が
君の吐息で宙を舞う

ひらひらと ふわふわと
きっと明日には この街にも


第一歩

自分に素直でいることが

幸せに生きる第一歩


会う

会いたい人に会っておきたい
会おうと思えば会えるうちに

会えない人に会いに行きたい
毎晩出掛ける 夢の中で


海と森

洋々と広がる海の青
遠くから来る波の白
沈んでいく夕陽のような
柔らかなオレンジ色の君

茫々たる森の緑
鮮やかな野薔薇の赤
生い茂る木がつくる陰の
薄暗い灰色の僕

まったく違う色と色で
ない物を埋め合っていこう
少し離れた場所と場所で
互いの色に焦がれながら


短詩1208

口に含んだホワイトチョコを 溶かして歩く雪の街


短詩1207

赤 青 黄色のグラスが響く 空気の冴えた冬の夜


Enjoy life

好き勝手に生きた貴方を
非難するのは寂しい人

同じように勝手に生きて
私は貴方と またいつか


エール

励ましたい気持ちと寂しい気持ち
綯い交ぜになって 後者が勝って
僕は もっと寂しくなる


記念日

誰もが忘れていようとも
私がちゃんと覚えている

杯を乾して祝おうよ
もう何度目かの記念日を


冬の朝

朝の冷たい空気の中で
温かい布団に潜り込む

目を覚ますのも諦めて
微睡みの中に手を伸ばす

起きて無理に動くよりも
こうしているのが今は幸せ

太陽もまだ寝ぼけまなこ
僕もゆっくりしていよう


短詩1202

真っ白な山から下りてきて 真っ暗な都会の地に遊ぶ


プロフィール

水葵

Author:水葵
詩や言葉を呟く。
旧作はホームページに格納。
無断転載禁止

かりそめの青。 作品倉庫


カテゴリ
ブログランキング

FC2 Blog Ranking

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
FC2カウンター
月別アーカイブ
リンク
リンクフリー